History

1959年(昭和34年)
同志社戦初勝利
1959

 昭和34年度の秋のリーグ戦予想順位は衆目の見る処、関学、同志社、甲南、関大の順位であった。今をときめく京大、立命は我々の目中にはなかった。35年前を振り返ってみても実力的には前途の順位予想となる。

 緒戦の関大戦いつでも勝てると云う安易な気持から力を出し切れぬまま闘将合田の率いる関大に8-16で敗れ、又同志社も関大と引き分けた、昨年手中にした単独3位の座も危うくなった。そして10月18日土砂降りの雨と強風の中関学グラウンドで同志社戦を迎えた。

 フィールドに出る我々に「引き分けても4位やぞ」と叱咤された長手コーチの声が昨日の事の様に耳に残っている。しかし実力の差は如何ともし難く60%以上同志社にボールを支配されゴール前に迫られる事数度、その度に「もう駄目か」と思いつつも火事場の様な踏んばりでしのぎきった。そして第3Qハーフラインあたりからの攻撃だったと記憶するが、プレーNo.43、HB谷のストレートプレイが決まりTD。勝利の得点をもぎとった。しかしその後同志社の反撃も鋭く6点差だっただけに1点の重みをひしひしと感じながら薄氷を踏む思いで辛くも逃げ切った。

 対同志社初勝利をおさめ辛くも単独3位を確保したが安易な気持で臨んだ関大戦は大いに反省させられた事であった。逆に考えるとあの敗戦がなかったら同志社戦の勝利はなかったかもしれない。

 卒業するにあたり卒業生4名で部旗を寄贈した。デザインは連盟旗を参考にこの年より使われたボックスTフォーメーションを星型で表した。ここに甲南大の部旗が制定された。

■スタッフ
役職 氏名
顧問 甲斐 道太郎
監督 月野 汎
ヘッドコーチ 長手 功
コーチ 大野 博康
コーチ 千切 順治
主将 浜崎 純也
主務 中野 博文
副将 奥野 裕彦
副将 辻山 良平
学連 有村 清

■4回生メンバー
氏名 背番号 ポジション
名前 背番号 ポジション
奥野 裕彦 61 G
辻山 良平 81 E
中野 博文   マネージャー
浜崎 純也 70 T

■春季戦績
試合日 対戦校 結果 競技場 備考
4月12日 京都大学 45○0 西宮球技場 第5回西日本選手権大会
4月18日 関西学院大学 0●97 関学グラウンド 第5回西日本選手権大会
4月26日 学習院大学 33○0 西宮球技場 第4回定期戦
5月3日 東京大学 13●14 甲南大グラウンド オープン戦
5月5日 立教大学 13●19 西宮球技場 オープン戦

■関西学生リーグ
  関西学院大学 関西大学 甲南大学 同志社大学 京都大学 立命館大学 勝敗分
関西学院大学   56○0 96○0 44○0 90○0 126○0 5-0-0
関西大学 0●56   16○8 6△6 20○6 30○0 3-1-1
甲南大学 0●96 8●16   6○0 60○8 74○6 3-2-0
同志社大学 0●44 6△6 0●6   46○12 42○6 2-2-1
京都大学 0●90 6●20 8●60 12●46   20○14 1-4-0
立命館大学 0●126 0●30 6●74 6●42 14●20   0-5-0


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